鹿児島市は給付金の確認書類の一部が入ったファイルを紛失し、12人分の個人情報が漏えいした可能性があると発表しました。
市によりますと今月9日、鹿児島市役所谷山支所の物価高騰対応追加給付金の窓口で、受け付けた人の書類が入ったクリアファイルがなくなっているのに受託業者のスタッフが気づきました。
紛失した書類には氏名や住所、電話番号のほか口座や給付額などの情報が記載されていました。現在までに被害の情報はないということです。
マニュアルでは書類は市民に見えない場所で保管することになっていますが、当時、窓口の机の上のトレー内に一時保管していたということです。
市では12人全員に謝罪し、再度手続きを進めています。また個人情報の取り扱いの徹底を指導したほか、窓口スタッフに加えて現場責任者を配置するなど再発防止策を講じるとしています。














