「カメラはやめていただきたい」

連日、明るみに出る旧統一教会と政治家の関係。愛知でも複数の自治体の首長との関係が明らかになってきました。

去年12月に名古屋市港区の「ポートメッセなごや」で行われた「未来創造フェスティバル」というイベント。



(ナレーション)
「YSP創設者のハン・ハクチャ総裁のメッセージを代読し…」

イベントには旧統一教会、現在の世界平和統一家庭連合の韓鶴子(ハン・ハクチャ)総裁からメッセージが寄せられたことが紹介されています。


イベントは旧統一教会の関連団体が後援につき、主催者である実行委員会の委員長として、愛知県碧南市の禰冝田政信(ねぎた・まさのぶ)市長の名前が記載されています。

2008年に初当選し、現在4期目を務める、禰冝田市長。

イベントでは、ステージのスクリーンに禰冝田市長と良く似た人物の写真も映し出されています。

どのようないきさつで、旧統一教会の関連団体のイベントに、実行委員長として関わることになったのか。




(記者 26日午後1時過ぎ)
「このあと、碧南市役所では9月議会に関する記者会見が行われます。その場所で、市長に質問します」

しかし、会見が始まるのを待っていると…

(碧南市職員)
「カメラはやめていただきたい」

市側は、9月議会に関連しない質問をするなら、カメラの撮影は許可できないと説明。誰がそう判断したのかを聞くと…。


(碧南市職員)
「映像のあるところでは答えていかないという本人(市長)のご意向がありますので…」