人気スーパー「オーケー」強さの秘密 人気の「惣菜」なぜこの安さで!?

オーケーの、広い惣菜売り場。

――社長、一押しの惣菜は?

オーケー 二宮涼太郎社長:
少し値上げしましたが、こちらの「ロースかつ重」。

社長一押しの「ロースかつ重」は値段が税別で307円。年間で640万食を売り上げている人気惣菜だという。

――この先、惣菜はもっと伸びる?

オーケー 二宮涼太郎社長:
もっと伸びていくと思う。やはり負けられないです。

その素材を開発している本社のテストキッチンでは、秋に発売予定の商品の打ち合わせが行われていた。

オーケー 惣菜・ベーカリー本部 櫻井尚史氏:
秋の味覚で、牡蠣飯の試作を行いたいので、各種メーカーさまにご協力いただければと思う。

目指せ!価格は全体で499円。

食材メーカーや問屋の担当者も参加して、カキの産地やサイズ・海苔やゴマの量など測りに乗せながら、グラム単位での価格調整を行う。

メーカーとのやり取り:
(カキを)4粒もしくは5粒できたら、6粒入れたい。1回盛り付けしてみて、それで試算してみましょうか?(ゴマの量)1gで1回みていいですか?0.5gでもいいかな。そっちの方が少しでも価格を抑えられるかな。

とことん突き詰めて、低価格を実現していく。

オーケー 惣菜・ベーカリー本部 櫻井尚史氏:
原料不足と原料高騰がずっと続いている中で、どれだけ低価格で提供できるか。もう1円以下でもどんどん抑えられるところを抑えている。