いよいよキックオフの時間が近づいてきました。ピッチに入ると全員で黙とうを捧げました。

広島大学 サッカー部 山邊樹 主将
「刻一刻と被爆者の方々が少なくなっていく中で、あの悲惨な出来事をわたしたち学生が知り、これからの未来を担う若者へと語り継いでいくことは、日本だけでなく世界にとって、とても大切なことであると感じています」

長崎大学 サッカー部 吉次晃史 主将
「わたしたち大学生がピースマッチを通じて、サッカーが当たり前にできることに感謝し、平和宣言を行うことに意義を感じています」

試合を前に選手たちの表情がさらに引き締まります。「祈り」をサッカーで表現します。

選手たちは、当たり前にサッカーができる感謝を胸に全力でぶつかり合いました。試合は、6対1で広島大学が勝利しました。