「いまだに耳の底へよみがえってくる」

(龍野繁子さん)「『空襲なんてあるはずないよね』なんてことを言っておりましたので、あの音にはびっくりしました。いまだに耳の底へよみがえってまいります。今ここにいる小学生中学生の人たちは今を楽しんで生活できると思う。戦争中は楽しむなんてことは考えることもなかったです」
しかし終戦から79年がたち、体験者の生の声を聞くことは少しずつ難しくなってきました。
(龍野繁子さん)「私たちがどれだけやりたいと思っても体力がついていかないから。やっぱり今の若い学生さんたちがどう取り組んでくれるか、見守っていきたいと思います」