「ドッシーン、バリバリ」建物を直撃した“模擬原爆”

(龍野繁子さん)「ドッシーンって音とバリバリって天井を突き抜ける音がした」
教員だった龍野さんは、子どもたちと勤労動員先のボタン工場にいた際、近くの建物を爆弾が直撃しました。
(龍野繁子さん)「大人2人でも抱えられないような大きな石が空をぐーっと、100m以上(飛んできた)。大きな石が空を飛んできたんですよ。爆弾の力って恐ろしいとその時初めて思いましたね」
使われたのは通常の空襲のものとは違う特殊な爆弾でした。それが、模擬原爆。