今年2月に小澤征爾さんが亡くなってから初めてとなる「OMF=セイジ・オザワ松本フェスティバル」が9日、始まりました。

松本市のあがたの森文化会館で開かれたOMFの開幕公演。

ホルンの4重奏が、フェスティバルを待ちわびていたファンを迎え入れました。

今年最初の公演は、若手演奏家による木管アンサンブルです。

オーディションで選ばれた20歳から30歳まで16人の演奏家が、奥志賀高原でおよそ1週間にわたって合宿した成果を披露しました。

会場にはおよそ200人が訪れ、重厚な木管楽器のアンサンブルに聴き入っていました。

今年は小澤征爾総監督が2月に亡くなってから初めて迎えるフェスティバルで、主催者は「全ての公演を小澤さんに捧げる」と位置付けています。

OMFは9月4日まで、オーケストラコンサートや子どものための音楽会などが予定されているほか、小澤さんを偲ぶイベントも行われます。