離岸流をAIで検知

離岸流を早期に発見しようという取り組みもあります。
AIが離岸流を自動検知するもので、鎌倉市の由比ガ浜海水浴場で実際に行われています。

浜辺に設置されたWebカメラが海を監視し、離岸流が発生すると検知してライフセーバーのスマートウォッチやモニターなどに通知を行います。
通知が来たら、ライフセーバーが遊泳の可否を判断するというものです。

離岸流検知AIのシステムを開発した中央大学研究開発機構の石川仁憲氏によると、
「そこだけ波が砕けにくい」「海面に乱れ模様が現れている」など、離岸流の特徴を捉えた60万枚を超えるデータをAIに学ばせて離岸流を検知していて、検知的中率は約8割。全国5か所で活用中です。

弁護士 八代英樹:
いろいろな技術を使って事故を防ぐ努力もしてくださっていますが、私達自身も事故を起こさないように気をつける必要がありますね。

水難事故を防ぐ6つのポイント

〔1〕事前に注意報・波の高さなどの情報を得る
〔2〕周囲に海や川に行くことを周知しておく
〔3〕ライフジャケットなどの装備を用意
〔4〕すぐに入らずに5分~10分観察する
〔5〕ストレッチを行う
〔6〕子どもと行くときは一緒に入る

(ひるおび 2024年8月7日放送より)