「就寝中に起きた場合には、すぐに逃げられるような準備を」
井上キャスター:
続いては、我々は何ができるのかということで、少しまとめてみました。
▼ハザードマップを確認できる場合は確認なさってください。▼避難場所・経路を確認なさってください。▼ご家族・ご友人との連絡方法を決めておいてください。
▼食料・水・常備薬・懐中電灯など、非常時に持ち出す品を、寝るときもすぐに持ち出せるように準備していただければと思います。
「すぐに逃げられる服装で寝る」とは、どういうことでしょうか。
TBS 福島 隆史(災害担当 解説委員):
パジャマや寝間着ではなく、普段着で寝るというのはなかなか難しいかもしれませんが、要は、確実にそういう形で寝てくださいということではありません。
特に沿岸部にいる方は、次に巨大地震が起きた場合、南海トラフの沿岸はものすごいスピードで津波がやってきます。就寝中に起きた場合には、とにかくすぐに飛び起きて逃げられるような準備をしておいてくださいという意味です。
「寝間着やパジャマは必ず着ないで」ということではなく、先ほどの午後4時台の地震が起きる前よりは、巨大地震が起きる可能性が高まっているかもしれません。少なくとも、それに備えられる体制は、今この段階で整えましょうという呼びかけになります。