◆位置知られ大事件も現実に発生

自分の居場所を知られてしまうという位置共有アプリの機能が、被害のきっかけとなったとみられているのが、8月13日に北九州市小倉北区の自宅で女子高校生と母親が刺された事件です。この事件への関与が疑われているのは事件直後に列車にはねられ死亡した東京都に住む17歳の少年。刺された女子生徒は少年について、警察に「直接会ったことはないが、SNSでやりとりをしていた」と話しているということです。
◆機能を理解して安全に利用を
見知らぬ男性につきまとわれた経験を持つ女性。位置情報共有アプリから男性の登録を削除して事なきを得ました。
女性「怖かったです」
RKB本田奈也花「今も位置情報共有アプリは使われているんですか?」
女性「使っています。今は友達だけしかいないんですけど、遊びに行く時に必要だなぁって。自分からしか追加できない設定にしているので。友達だと思って追加しないように気を付けたいと思います」
位置情報共有アプリについて、サイバーセキュリティの専門家は次のように注意喚起しています。

サイバーセキュリティ会社「CIA」 平原隆代表「どうしても使うというのであれば、待ち合わせの時だけGPSをオンにして、それ以外の時はオフにする。安全な利用法を」