長電バスは回送車両の行き先掲示を応援メッセージにしています。


営業エリアである北信地方の高校が甲子園に出場したら、と数年前から準備をしていたもので、長野日大の戦いが終わるまで続ける予定です。

4日の組み合わせ抽選会。

学校で中継を見守ったのは吹奏楽部の生徒たちです。

長野大会のスタンドを盛り上げた吹奏楽部。

1日の壮行会では選手一人一人のテーマソングを演奏しエールを送りました。

吹奏楽部の3年生:
「音楽を通じて選手や携わる人をみんな応援する気持ちでいる。思いを込めてたたいている」

吹奏楽部の3年生:
「野球応援をして選手からすごく良かったと言われたりして、私たちの野球部の励みになっていることがすごくうれしいなと思っています」


しかし、この日を境に応援のための演奏はいったん封印しました。

美しい音色や微妙な強弱が求められる自分たちのコンクールの演奏に専念するためです。

吹奏楽部 江尻愛菜部長:
「音が開いてしまうので・・応援をやってしまうと」
(開くとは?)
「音が雑になったり汚くなったり」

吹奏楽部は7月末、コンクールの地区大会を1位で通過。

県大会は、甲子園の初日と同じ、7日です。

野球部の試合が7日になるとコンクールと重なり甲子園に行くことはできません。

吹奏楽部の祈りが通じたのか初戦は13日に決まりました。

15年ぶりの夢舞台。

選手だけでなく応援の生徒や卒業生たちにとっても「熱い夏」が待っています。