進路は今のところはっきりしていませんが、ヨーロッパやアメリカの予想を見ると日本の東へと進む可能性があります。本州への直接の影響は、いまのところ小さい見込みですが、9日から10日かけて、熱帯低気圧がもたらす暖かく湿った空気の影響で活発な雨雲が関東にかかる可能性もあります。

今後の情報に注意してください。

一方、沖縄付近にも熱帯低気圧が発生しています。この影響で、先島諸島では8日にかけて大気の状態が非常に不安定となる見込みです。

先島諸島では、7日は激しい雨の降る所がある見込みです。8日にかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に十分注意してください。なお、雨雲の発達の程度によっては、警報級の大雨となるおそれがあります。
また、8日にかけて落雷や竜巻などの激しい突風に十分注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど、安全確保に努めてください。