フランチャイズの専門家は鰻の成瀬をどう見る?

 フランチャイズ業界の専門情報誌「ビジネスチャンス」の編集長・社長の中村裕幸さんに、フランチャイズ経営と今後の鰻の成瀬についてお聞きしました。

 フランチャイズ経営はコンビニがわかりやすい例で、本部があり、各店舗は地域のオーナーが経営しています。本部側のメリットは、各地域のオーナーが出資するため本部がお金を出さずに店舗を増やせるうえ、例えば北海道や九州に出店するとき、東京の会社だとわからない地域のことも地元のオーナーが対応してくれます。そして店舗が一気に増えれば本部も儲かる可能性があります。加盟店側のメリットは、「成功の種を買う」ということで、すでに成功しているビジネスモデルで儲かるわけです。

 ライバルのやる気を失わせるほど勢いで出店している鰻の成瀬。山本社長によりますと、出店をこれだけ急いだのには“マネされないように”という理由もあるようです。一方で、フランチャイズ業界に詳しい中村さんは、適正な店舗数を上回ると供給過多になってしまい、飽きられる懸念もあると話します。

 そうはいっても鰻は伝統食。インバウンド客が「ここだと日本の鰻を少し安く食べられる」となり、さらに店舗数が増えるかもしれません。