4日に与那原町で開催された「与那原大綱曳(おおづなひき)」。与那原町民が、熱く燃える1日に密着しました。
綱曳きの朝は「祈り」からはじまります。

▽与那原大綱曳 実行委員長 山内和実さん
「きょう開催ですので、安全祈願のために来ました。終わったあと、みんなが和気あいあいと、楽しく酒を飲めれば良いと思います」
朝11時。
綱の上に乗り、役柄を演じる「支度(したく)」に選ばれたメンバーが、演じる役の化粧に取り掛かっていました。
与那原大綱曳では、「支度」に選ばれたことは、本番まで誰にも言ってはいけない決まりです。

旗持ちを務める小学5年生、金城颯助くんは…「綱から落ちたら大変」と心配そう。
▽住職役 加藤海夏人さん(高3)
「1週間前に、中学校時代の友達から「人手が足りないからやってくれないか」と誘われた。貴重な体験だと思ったので、是非やろうと」