約7割の人が選ぶ住宅ローンの変動金利はどこまで上がる?
家計にとって気になるのは、利上げが続けば住宅ローンの変動型金利の上昇も進む点です。
住宅ローン契約者の約7割が選ぶ変動型金利はどこまで引き上げられるのでしょうか。
末廣さんは、変動型金利が固定金利よりも相当低い状況が正されないと、固定金利を選んだ人が報われないので、ここにも一種のモラルハザード的状況が見られると指摘します。
「固定金利を選んで正解だったかも、というところまで変動金利を持っていきたいのでは」となると、やはり1%までの利上げが目安となるといいます。

今回の日銀の会合では円安が物価に上振れリスクを生じさせていることも利上げの理由とされました。輸入物価の高騰などで家計に負担となる円安は今後どうなるのでしょうか。