国の本当の狙いはこれか?
「今、ふるさと納税は右肩上がり。つまりこのまま寄付額が増えれば国の補填額も増える。今回の施策は、国が自分の負担を減らしたかったのかもしれない」
なんと、あえて”減速”させたいというのか。
ふるさと納税の受け入れ額をみてみる。(※画像 総務省発表資料より抜粋)

見事な右肩上がりである。
令和に入ってからもぐんぐん伸び、現在は約5100万件、9600億円以上が寄付されている。
仮に、この75%が国から補填されているのだとしたら、相当な額だ。
さらにこんな資料も
さらにこんな資料がある。(※画像 財務省公表資料より抜粋)

財務省はこの資料で「ふるさと納税額が増えれば増えるほど、国の特例加算が増えるという問題がある」と言及。
補填のことは”問題”ととらえている。
つまり、国にとってふるさと納税制度が負担になっているという視点は実在するのだ。