『粘り強いディフェンスからの長いラリーを制する』日本の強みは世界の見本に

TBSスペシャルコメンテーター 星浩さん:
外国チームはボールがネットに引っかかるケースが多く見られました。しかし日本のサーブの精度は高いのではないでしょうか。

元バレーボール男子 日本代表 山村宏太さん:
日本はミスが少なく、かつ高橋藍選手のショートサーブなども織り交ぜて攻めていたので、相手は足が動かないケースもありました。

井上貴博キャスター:
ドイツとの初戦を落とした日本ですが、今回の試合はチームに何があったのでしょうか。

元バレーボール男子 日本代表 山村宏太さん:
初戦ということで自分たちの強さを証明しようとしたのが、逆に足元をすくわれ、相手にチャンスを与えてしまったのかなという印象です。
2戦目のアルゼンチン戦に関しては自分たちの戦い方を思い出して挑んだのだと思います。

ホランキャスター:
頑張りすぎてしまったということですか?

元バレーボール男子 日本代表 山村宏太さん:
そうですね。自分たちの強みを前面に出すことが“勝ちに向かう一番の近道”だと思います。(初戦では)ちょっと忘れてしまったのかな。

井上キャスター:
日本チームの強みはどこにありますか?

元バレーボール男子 日本代表 山村宏太さん:
『粘り強いディフェンスからの長いラリーを制する』これが日本の強みです。最近は他の国もこれを真似するようになってきました。日本のバレーは世界の見本になっているのです。