パリオリンピック™男子バレーボール1次リーグで日本はアルゼンチンと対戦し、3-1で勝利をしました。元日本代表の山村宏太さんに詳しく伺います。

アルゼンチン戦 サービスエース7本 「普通ではありえない数」

加藤シルビアキャスター:
日本は第1セットで7本のサービスエースを決めました。勝利のポイントはこのサービスエースにあったそうです。

元バレーボール男子 日本代表 山村宏太さんは「1セットで7得点は普通ありえない。このサービスエースでの得点が日本の勝利につながった」といいます。

ホラン千秋キャスター:
7得点のうち5本は西田有志選手が決めていますね。

元バレーボール男子 日本代表 山村宏太さん:
西田選手は毎回サーブのコースを変えていました。これは相手選手からしてみると、どうやって待ち受けていいかわからなくなり、非常に苦しんだと思います。

ホランキャスター:
1セットで7得点は普通ではありえないということですが、なぜでしょうか。

元バレーボール男子 日本代表 山村宏太さん:
相手チームも日本チームのデータを分析し、選手の得意コースを調べていますから、多くて3~4本くらいです。7本を決めたことはありえなかったということです。

ホランキャスター:
日本チームは相手チームの研究を上回るほどの進化を遂げていたということでしょうか。

元バレーボール男子 日本代表 山村宏太さん:
西田選手は所属チームで『ゴリラ』と呼ばれるくらい、パワフルなサーブ持っています。それが見事に出た試合だったと思います。