大きく曲がった手…「可愛い!」が手と心を動かした

「よいしょ…」
手術とリハビリを乗り越え、今では生活の大半を不自由なくこなせるようになった松田さん。

8年前、偶然立ち寄ったワークショップでアクセサリー作りに魅了され、その2年後には自身のブランド「kawaika(カワイカ)」を立ち上げました。

松田さん
「長いときは4,5時間とか時間を忘れて(作業している)。形になってきたら、なんかもう自分もニヤニヤなって「かわいか~」って思いながら。これ早くつけていただきたいなって思いながら」

色や大きさが異なる様々なパーツを組み合わせて作る松田さんのアクセサリーはすべて手作業で、1セット仕上げるのに4時間ほどかかります。

松田さん:
「結構ビーズとか1粒1粒つまむのは苦手ー。こんな感じでポロポロつまみにくい。ニッパーでカットするときに力は要ります、ウッて。力は要りますね」

繊細で、でも力強い凛とした表情を放つ松田さんの作品たちー。
完成品を写真を撮ってインスタグラムにアップすると、その可愛さは瞬く間に話題となり、問い合わせが殺到する大人気ブランドになりました。