■法務省担当者「明確にお答えすることは困難」 立憲民主党は厳しく追及

女性が証言したのは、立憲民主党の会合の場。続いて、省庁の担当者へのヒアリングが行われました。

立憲民主党 田島麻衣子 参院議員
「日本全国で、この問題がどれだけ深刻なのか全体像を把握している人間、誰もいない」

これまでに寄せられている相談件数などを明らかにするよう求めると…

法務省担当者
「今、明確にお答えすることは困難でございます」

立憲民主党 石橋通宏 参院議員
「ここで言えないなら書面で出してください」

法務省担当者
「恐縮でございますが…」

立憲民主党 石橋通宏 参院議員
「恐縮しなくていい。国民に対する責任ですから」

担当者を厳しく追及しました。

■立憲は“自主調査”で関係公表 合計で14人に

立憲民主党は、所属議員と旧統一教会との接点を調査した結果を発表しました。



枝野前代表など新たに▼7人の議員の接点が判明し、合計▼14人に。
一方で、選挙支援を受けたり、会合であいさつを行ったりしたケースは「今のところない」としています。

立憲民主党 西村智奈美 幹事長
「政権与党の自民党も個人に任せるのではなくて、党が前面に出て調査をし、公表すべきであると考えている」

■公明・山口代表「岸田政権は今後の対応を明確に」

旧統一教会との接点について、議員自ら点検するよう求めている自民党。公明党の山口代表も苦言を呈しました。



公明党 山口那津男 代表
「社会的な問題を抱える、あるいはトラブルを多数抱える、そうした宗教団体との関係というのは慎重に対応していくべきであると考える。岸田政権としては、その点で国民の不信や疑念を招かないように、しっかりと今後の対応を明確にしていく必要がある」