参加した親たちにとっても、『ダーナダーナ』の作業では、手にする報酬以上の“大きなもの”が得られるようです。

「人のために役に立っているのかな、とか思うとちょっと嬉しいなって。こっちがありがとうなんですけど、お寺さんからも『ありがとう』って言っていただいて、嬉しいななんて思いますね」

実は一方で、人手不足に悩む寺にとっても、参加者たちのチカラは貴重な『助け』になっています。

【ダーナダーナ共同代表 大滝山正林寺住職 堀川真衣子さん】
「手があると、作業のはかどり方が全然違う。支え合いということが『ダーナダーナ』のテーマにもなっているので、お互いに“助け合って、支え合って”生活していけたら、こちらとしてもありがたいです」

この『ダーナダーナ』。
今後も参加する寺を増やし、支え合いの輪を広げていきたいとしています。