プロが解説  どんな技をしていたの?

良原キャスター:
最高難度のトリックを解説していただきたいと思います。

決勝のトリックの1本目は見事成功。

荒畑さん:
90点台出てます。

ホラン千秋キャスター:
この技は難しいですか?

荒畑さん:
これは跳んだときに石の部分が見えていないので、感覚で(ひっ)かけないといけないので、相当難しい技だと思います。

井上キャスター:
感覚なんですか?

荒畑さん:
感覚ですね。何回も何回も練習して空間感知能力で。

井上キャスター:
まったく見えていないですか?

荒畑さん:
見えていないですね。

ホラン千秋キャスター:
振り返ったときに、初めて着地するかしないかの瞬間に乗れているかどうか…

荒畑さん:
時には、上に乗った際に滑ってそのまま転倒することもあります。

良原キャスター:
1本目は成功となりましたが、2本目は失敗してしまいます。

井上キャスター:
2本目はどういう技ですか?

荒畑さん:
空中で270度、板と一緒に体も回って、かける技です。

ホランキャスター:
これは、5本目に成功した技をずっとトライしていたということですよね。

井上キャスター:
5本目と失敗してしまった時との違いは何ですか?

荒畑さん:
回ったときから、レールの上にかけるまでのバランスですね。タイミングが少しでも狂うと、板が前の方に行ってしまいます。板が立たないと、板を立てる形の「ブラント」という形にならなくて、きちんと板を立てていないと安定してキープして滑っていけないので、着地の時にも支障が出ます。