■救出の様子


玉谷警部補が、仲間たちによって運ばれてきた。

ストレッチャーの足が、進んでいく。

うつむく応援隊員の姿も。

発生から15時間以上がたっていた。

見送った仲間たちは、呆然としていたように見えた。

「助けたかった」という思いが、その場を覆っていた。

その後、玉谷警部補の死亡が確認された。溺死だった。

死亡推定時刻は26日午前1時頃とみられている。