『1発目の発砲があった時に覆いかぶさるようにして防衛すべき』

ーーーCGに基づいた映像だと、警護をしていた人は安倍元総理と同じ方向を向いているんですね。なので、もう少し背後に警備は必要だったと思いますか?
「警護員は大きく分けて3つあるんですね。おそらくちょっと点在をしてるので(映像では)見えないんでしょうけれどもいることはいるんですよ。あとはコミュニケーション能力が足りていない。要は、不審な物を見たら必ず無線で報告をして、近くにいる警戒員が確保する、排除する。そういった行動があってもよかったのではないかと。安倍元総理の周りに立っている4人については致し方がないと思うんですよ。背後でもっと警戒をしている、周囲を警戒している警護の人もいるんですね、本当は」

ーーーいまCGに出ている緑色の4人だけではないと?
「本当に普通の方がそう思われる以上に警察官であれば不思議。私も不思議と思います。1歩、歩道から出た瞬間にやっぱり確保するべきですね。異常な音、例えば車のバックホームですとか、誰かが大きな音を鳴らしたということであればですね、必ず安倍元総理を覆いかぶさるようにして防衛するということは必ずいるんですね。今回、残念なことに直近にいる方、警視庁のSPもいるんですけれども、奈良県警の直近の方もそういう行動を起こしていない。ちょっと残念ですよね」