守屋課長:
「ものすごく真剣に取り組んでいただいて、うちも真剣に取り組んでいたが、やはり素人ですので、少し口を出したくなってしまう」
「水戸岡先生の地雷を踏んでしまったことも何回かあって、始発の新幹線で2日連続謝りに行った」

当初は、別の名前の候補もありました。

守屋課長:
「例えば軽井沢とか善光寺とかあったんですけど、偏ってしまう部分があるので、いろんなことを検討した結果、六文銭(ろくもん)になった」

目指したのは信州の魅力満載の、人とのふれあいができる列車でした。

守屋課長:
「日本で初めてのものを作ろうと、電車の中に障子のある個室を作った」

それでは列車の中へ。

3号車に並ぶ個室を仕切る障子には、県産のヒノキが使われ、柔らかく上品な雰囲気が漂います。


プライベート空間が確保され、ゆっくり車窓からの景色を楽しむことができます。

乗務員:
「浅間山は標高2568メートルございまして、山が2つ連なった形で車窓からご覧いただけます」

観光列車ならでは、専属の乗務員による丁寧なおもてなしが、こだわりの一つです。


1号車には子どもが遊べる、ボールプールに、ろくもんのグッズを販売するコーナーも。