〇道は、まだ本復旧前
7月の記事で、道路のアスファルト舗装が進み始めたことをご紹介させていただきました。その後、町野町金蔵地区と川西地区でもアスファルト舗装が進み、少しずつ舗装範囲が広がってきております。

復旧復興の要となる道路の復旧が進んできていますが、一方で、地震で地盤が緩んだ箇所など、危険な場所もまだ多く存在します。
7月11日、大雨により町野町のお隣、能登町柳田の天坂から町野町へと入る道が土砂崩れのため通行止めとなりました。

巻き込まれた車や人はいなかったものの、町野町では井面地区での倒木や、真久地区での土砂崩れもあり、地震だけでなく大雨などで再び道が通れなくなる可能性があることを改めて思い知らされました。
土砂崩れも倒木も早期に応急復旧の対応がなされて通行できるようになったものの、片側交互通行になるなど、交通規制が続いております。また、能登町鈴ケ嶺~能登町久田は1,200mにわたる路肩決壊により、7月24日現在も通行止めのままです。
また、7月17日12時より、のと大橋付近を除く、のと里山海道の対面通行が再開されました。能登へ続く大動脈となる道の開通は、復旧・復興を待ちわびる能登の人たちの希望でもあります。
ただし、仮設道路では急なカーブや、予測不能なジェットコースター並みのアップダウンや、補修のための段差が続くため、制限速度40kmを守っても、かなりの衝撃があります。対面通行が可能となっても、本復旧はまだこれからなのです。通行の際は、どうか安全に気をつけて、事故なく能登にきてほしいと願うばかりです。