「おばちゃんたちとみなさんはもう仲間なのよ」―。広島市の平和公園にある被爆アオギリの下で、修学旅行生らに平和の大切さを訴え続けた被爆者がいます。「アオギリの語り部」と呼ばれ、2011年に87歳で亡くなった沼田鈴子さん。その沼田さんの遺品が、思いを受け継いだ仲間たちの手によってまとめられています。

2020年1月、広島市内の会議室に所せましと並べられた段ボール。その中には、1万点を超える沼田さんの遺品がおさめられていました。
被爆体験をつづった原稿用紙、被爆証言の予定がぎっしりつまった手帳、いつも大事にしていたぬいぐるみまで…。
その遺品からは、沼田さんの人柄や、平和を訴え続けた強い思いを読み解くことができます。














