島民の期待背負い大役担う
強い日差しが照りつける中、出田涼也さんは「櫂伝馬」の上に乗っていました。
ことしの「神舞」で、勇壮な舞を披露する「剣櫂」の役を任されています。
島の人は、大役を担う若者を孫のように温かく接し、アドバイスをします。
祝島の男性
「ずっとこうなったらあかん。こういう感じ、こう」
ことしの神舞で「剣櫂」を務める出田涼也さん
「斜めになる?」
祝島の男性
「こう!こうなる!」
木村会長
「おじいちゃんも喜んでいる。祝島を”軽く”しょってほしい」
出田涼也さん
「あ~。(うなずいて笑顔)」
出田涼也さん
「大好きな祝島の伝統的な行事・神舞で、『剣櫂』という役をやらせてもらえて、光栄に思っています。島のみんなから『かっこええ』って言われるように、頑張ります」