西和賀町の冬の味覚、「大根の一本漬」づくりが本格化するのを前に、生産者向けの説明会が26日行われました。存続の危機を乗り越えた地域の特産品を今シーズンも消費者に届けます。

26日は一本漬用のダイコンの生産に携わる5つの個人と団体が、町の第三セクターの西和賀産業公社に集まり、栽培管理の注意点を確認しました。
西和賀町の「大根の一本漬」は地域を代表する冬の味覚で、西和賀産業公社が商品化しました。
しかし食品衛生法改正で漬物の製造が営業許可制となり、加工施設が許可に必要な基準を満たしていない事が分かり存続が危ぶまれましたが、基準を満たした町内の別の施設を確保したことで危機を乗り越えました。

今シーズンの大根の一本漬は、施設が小さくなったことで例年の3分の1ほどの1万本を製造する予定です。