母親が死んでも泣かなかった少女

加害元少女の父親の知人:
「僕は最初●●の娘が被害者だと思ったんですよ。私もそうだったし結局担当した弁護士も被害者側と思って初め受けてるんですよ」

加害者となった元少女の父親の友人だった男性です。

元少女の父親の知人:
「最初は噂レベルで日曜日(翌日)の朝方に聞きました。動揺と言うか何が何だか分からない感覚だったですね。それから1時間もたたないうちにその父親から電話が入って。事件のことを言うのかな?と思ったら事件の起こった翌々日に同級生で飲む約束をしてたので、それが「自分が行けない」という風な話を淡々とした電話だったので。娘がどうこうという話じゃなかったですね…」

男性は元少女のことも小さい頃から知っていて「ちょっと変わった子だな」という印象を持っていたといいます。

元少女の父親の知人:
「加害者の子の実のお母さんがですね、亡くなった時に自宅での仮通夜、そして会館での通夜・葬儀って行った中で何か「普通の子と違うな」っていうイメージはあったんですよ」

「普通の中学3年生だったら自分の愛する母親が亡くなって泣きじゃくると言いますか冷静な判断ができない、ただ悲しい悲しいだけだと思ってたんですけれども、結局仮通夜から葬儀までの間に彼女は涙もなかったですもんね。涙だけじゃなく彼女はなんかすごい色んなものを観察しているように感じたんですよね」