そして2日目の公演。
この日の演目は、特に“地元”を意識した内容となりました。

ひとつは「中条弁講座」。
地元・胎内市中条地域の方言を、プロの声優が“再現”しました。

「やいや、ヤッケのホックちょしたら、ぼっこれでしもだ!」
(あー、上着のホックを触ったら、壊れてしまった!)

「まんずもう、さんみっけ、いごでー」
(とにかくもう、寒いから、行こうよー)

「分がんにゃん?どうせばやん!」
(分かんないの?どうすればいいの!)

新潟県内でも独特の語尾とイントネーションがある中条弁を完璧に表現していました。

そしてもうひとつ、脚本・演出を手掛けた池田さんが伝えたかったという、地元で起きた”災害の記憶”です。