モットーは父親譲り?
赤﨑選手の地元、熊本県大津町からも大きな声援が送られます。
大津町民「100年ぶりの県勢でマラソン代表でみんな大喝采ですよ」
「金栗さんが出来なかったことをぜひ達成してほしい」
子ども達「赤﨑選手 オリンピック頑張ってください」
その期待に応えたい赤﨑選手のモットーは“レースでも楽しむことを大切にする”こと。その原点は、現役の市民ランナーでもある父・俊文(としふみ)さんです。
小学生時代一緒に走った思い出のランニングコースで話を聞きました。
父 俊文さん「この直線がラストスパートの練習。高架を越えたらゴール。『高架を越えるまでは気を抜くな、手を抜くな』とわざと同じ速度で並走して、最後は勝たせる」
――最後に勝たせる意味は?
俊文さん「勝ちを味わわせること。絶対に負けないという気持ちを持たせるために、わざとぎりぎりまで競って最後に追い抜けと」
このインタビューを聞いた赤﨑選手は?
赤﨑選手「わざと負けているとは正直知らなかった」
そんな父・俊文さんのモットーもやっぱり「楽しむことが一番」。
赤﨑選手「楽しむためには強くならなきゃいけない、勝つことは嬉しくて楽しいと思えるので、父なりのアドバイスが強くしてくれた」