参加者1.5倍に ラジオ体操でパン・ジュース配布

井上キャスター:
その親御さんを少しでもバックアップする取り組みです。

7月24日午前6時ごろ、東京・江東区で女性が引くリヤカーのなかには、大量のパンが入っていました。惣菜パンもあれば、菓子パンもあります。

豊洲こども食堂 森生ゆり子 代表
「ラジオ体操プラス、食の支援ということで、パンを配るという風に思いつきました」

時代が進んでもラジオ体操は今もありますが、参加した子どもにパンやジュースを配布する取り組みです。

これまで弁当配布もありましたが、今年はパン・ジュースにしてみたところ、100人ぐらいが集まって、約70セットを全て配り終えたということでした。参加者は1.5倍になったそうです。

小学4年生
「朝早く起きてラジオ体操をしてきました。運動できて楽しいです」

基本的にこども家庭庁の補助金などがあるので、そういったものをバックアップとして使い、NPO団体がサービスを行っているそうです。

ホランキャスター:
どうしても3食をそろえるのが、時間的にも経済的にも厳しい家庭もあります。こういうところで支援をしてもらえることで、救われる方々もいると思います。

オンライン直売所「食べチョク」秋元里奈 代表:
こども食堂は、年々増えていって、公立の中学校ほどの数にもなっていたと記憶しています。支援を受けるべき人が来てくれないという問題もあるんですよね。

ラジオ体操と組み合わせたり、来やすい雰囲気を作るのは、より多くの人に支援を届ける意味でも、すごく有効かなと思います。

井上キャスター:
なかなか資金面も難しくて、ボランティアでも身を削っている方も多いです。国・自治体の支援もあるので、ぜひアクセスしてみてください。