医薬品の不正製造問題で業績不振に陥った富山市のジェネリック医薬品メーカー・日医工。再生を託されるかたちで去年就任した岩本社長は23日「順調に再生できている」と手ごたえを述べました。

報道陣との意見交換会で冒頭、岩本伸吾社長は医薬品の不正製造問題について改めて謝罪しました。

日医工をめぐっては主力工場で医薬品の不正製造が発覚し、2022年3月期は1千億円以上の最終赤字に。2022年12月に私的整理の一種、事業再生ADRが成立しました。

岩本社長は2024年3月期の連結決算を公表。それによりますと本業の儲けを示すコア営業利益が前年同時期の77億円のマイナスから12億円のプラスとなり、3期ぶりに黒字に転換したことを明らかにしました。

要因としては販売を継続する製品のおよそ8割で出荷量が増加したことや、最大88品目あった出荷停止の製品が45品目まで減ったことをあげました。

一方で、出荷停止が続いている製品については現時点で国の承認が通っていないため、再開の見通しは立っていないということです。