ノーベル賞級の発明!?エサに「大豆イソフラボン」を入れてうなぎを“メス化“
そんな中、うなぎ評論家・高城久さんが“ノーベル賞級”と絶賛する発見がありました。そもそもうなぎは、オスよりメスの方が大きくておいしいとされています。身が厚くて柔らかく、うまみ成分もメスのほうが多いということです。
ただ、うなぎを養殖すると、なぜか9割がオスになるということです。うなぎは成長の過程で性別が分かれる魚で、養殖の環境によってオス・メスに分かれるとされますが、その詳細は解明されていません。
しかし、養殖うなぎの9割をメスにすることに愛知県の水産試験場が成功しました。その秘密は、エサ。女性ホルモンと構造が似ている「大豆イソフラボン」をエサに入れるとオスとメスの比率が逆転し、9割がメスになったということです。