どっちが節電?「設定温度を下げる」or「風量を強にする」
(3)「設定温度を1℃下げる」or「風量を強にする」どっちが節電?
A:「風量を強にする」方が月に約570円、節約になるということです。これは、エアコンの仕組みを考えるとよく分かります。

「設定温度」を変えるには、エアコンの室外機に内蔵されている圧縮機を使います。一方で、「風量」を変えるには、室内機の中のファンの回転が関係しているんです。どちらの消費電力が多いのかというと、「設定温度」を変えるのに使う圧縮機の方が圧倒的に多いんです。
この圧縮機の消費電力はエアコン全体の約8割を占めているので、消費電力が少ないファンを使った方が節電につながるということなんです。
実際に風量を強めると室内の気流が変わって、体感温度を1℃ほど下げる効果が得られるとのこと。