バドミントン女子シングルスでパリオリンピック™に出場する再春館製薬所の山口茜(やまぐち あかね)選手。
3度目のオリンピックに臨む思い、そして『魔法のショット』と称されるラケットさばきに迫ります。

「ベスト8」の苦杯 リベンジへ
バドミントンの日本代表チームは、日本時間の7月21日未明に今回のオリンピックの舞台、パリに到着しました。
戦いの地に降り立った山口茜選手は。
再春館製薬所 山口茜選手(27)「試合までの日数も短くなってきて、緊張というよりはいよいよだなと、楽しみの方がだんだん強くなってきている」
山口選手は今回で3回目のオリンピック出場。高卒1年目の18歳で出場した2016年のリオデジャネイロ大会はベスト8という結果に手応えを得ます。
しかし、それから5年後。世界のトップ選手として経験を積んで臨んだ東京大会でもベスト8止まりでした。
山口選手「東京五輪はもっと上を目指して積み重ねてきた物があったなかで、なかなか出し切れたか、楽しめたかと言われるとそうじゃなかったので、悔しさが残る大会だった」
パリ五輪でリベンジへ。「特別な緊張感がある」というオリンピックでも”自然体”を心掛けます。
山口選手「いつも通りにできれば何か変わってくるのかなと思うので、いつも通りできるかどうかが鍵かなと」
