■“一緒に日本を神様の国にしましょう”
萩生田氏はどんな話をしたのだろうか。
旧統一教会の元信者
「自民党が政権取らないと、日本がもう滅ぶ的な話は、神様の計画で自民党が担っているみたいな感じで、それは教会長的な方が言うのですけれど。(萩生田氏は)それに便乗して、あなたたちの信仰で、日本の未来がかかっているから死ぬ気でこの自民党を復活させてほしいだとか、自民党を応援してほしいと言われていた。萩生田さんはその『ご父母様』と言うのですけれど、教祖のこと。私(萩生田氏)もご父母様の願いを果たせるように頑張るから、皆さんも一緒に頑張りましょう。一緒に日本を神様の国にしましょうみたいな、そういう風に言っているから、萩生田議員が政界に必要だと(信者は)思っている。そうやって言ってくれるから。自民党を応援するっていうよりは、神様の計画を達成するためにやりますという教会員が多かった。教会員はそのためにやっていたと思います」

イラストにはカメラ、録画禁止という記述もある。通常、説教の場面は録画するが、萩生田議員や政治家が来たときは録画禁止の指示が出ていたという。
旧統一教会八王子教会の元信者
「教会員と政治家の間でもその関係性を公開するというのが絶対的タブーだった。統一教会員もそれはわかっている話。自民党と繋がりがあるということは、私達からは絶対言ってはいけない」