東北電力は、2024年9月頃を予定していた女川原子力発電所2号機の再稼働について、2024年11月頃に延期すると18日発表しました。

東北電力原子力本部 青木宏昭原子力部長:
「再稼働時期につきましては、これまでの2024年9月頃から2024年11月頃と想定をしています」

東北電力原子力本部 青木宏昭原子力部長

東北電力は、女川原発2号機の安全対策工事を2024年5月27日に完了し、9月頃の再稼働を目指して準備を進めていました。しかし、6月に原子力規制庁が現場確認した際に、安全対策工事などのために敷地内に建設した仮設の休憩所2棟と倉庫1棟について、地震で倒壊した場合に敷地内の道路へ与える影響が想定されていないと指摘されたということです。

東北電力は再評価の結果、事故などの際にポンプ車などが移動するための道路をふさいでしまう可能性があると判断し、この仮設の建物の撤去を決めました。ただ、撤去完了に時間がかかるため再稼働に向けた工程がおよそ2か月遅れることになりました。再稼働は2024年11月頃を目指すということです。

東北電力原子力本部 青木宏昭原子力部長:
「私どもとしても重く受け止めている。ひとつひとつ確実にこなしていきながら再稼働を目指していきたい。あくまで安全最優先で進めていきたい」

東北電力が女川原発2号機の再稼働の時期を見直したのは今回が3回目です。東北電力によりますと、およそ2か月の再稼働延期により、140億円ほどの燃料費削減効果が失われるということですが、延期による電気料金の値上げは考えていないと説明しています。