双葉中学校では以前の個別学習室から、自主性を重んじる「こすもす」に変えてから、不登校だった生徒の半数以上が、学校に来られるようになったということです。



こすもすを担当 甲斐市学校教育支援員 北和子さん:
「不登校のクラスだから表情も暗くてと思われがちだが、子どもたちはあそこ(こすもす)では自分を出してる。あそこで自分が出せればいいなと思う」

一方で課題も見つかりました。

甲斐市立双葉中学校 輿石信校長:
「利用者が増えた分だけあの教室に入りにくいという生徒もいるので、教室の中に個人のスペースを作ったり、廊下に別室を作ったりというところで、利用する子どもの個性に合わせて勉強や落ち着けるような環境をどう作っていけるのかが課題」