宮城県栗原市で行政代執行による初めての解体となります。長年、空き家状態となっている元商業施設について、栗原市は、建物が倒壊する恐れがあるとして17日、行政代執行による解体工事に着手しました。
市の担当者:
「行政代執行法に基づき、当該建物の除却工事に着手します」

行政代執行によって解体されるのは、栗原市栗駒岩ケ崎にある木造2階建ての店舗兼住宅と物置の合わせて2棟です。17日は、市から委託を受けた業者がバリケードを設置したり、敷地内の除草を行ったりしました。

市によりますと、この建物は築およそ70年で、老朽化に伴い10年ほど前から外壁や屋根などが周辺に飛散し、市民から苦情が寄せられていました。このため市は、これまで所有者である仙台市内の法人に改善を求めたものの、応じてもらえなかったことから行政代執行で解体することにしました。

栗原市都市計画課 阿部泰憲課長:
「通行人や子どもたちの通学路ということろで、非常に危険であることから今回、地域住民の安全安心を確保する上で行政代執行に至った」

栗原市での行政代執行による解体はこれが初めてで、10月末まで工事が行われる予定です。解体費用およそ2500万円は、一旦、市が負担し、解体後、所有者に全額請求されます。














