思い思いに過ごせるカフェも併設

ITSUMOにはカフェもあります。

職員とスタッフが前日の食器類を洗ったり、片づけたりと準備する様子を見ながら待っていると、お昼を過ぎてから、学校帰りの子供たちが次々と現れました。

暑い日だったので、みんなかき氷にクリームソーダなど冷たいものを注文します。

カフェの席は、ごろごろできる座敷や、エアコンの効いた個室など様々ですが、どの子供も勝手知ったるという感じで、思い思いに過ごしていました。

ソフトドリンクや、たこ焼きなどの軽食のほか、「缶詰バー mr.kanso」と提携して、スタッフが皿に移して温めるという簡単な作業でできる、様々な缶詰を取り揃えています。

ITSUMOのカフェには缶詰も並ぶ

また、ITSUMOを運営する「ベストサポート」が、近辺の貝塚でよく出土するイボキサゴという貝の出汁を使ったパスタソースや混ぜご飯の素の缶詰を開発、最近、売り出しました。
地域貢献の一角も担おうというものです。

お昼過ぎからは駄菓子屋にも、子供たちや、子や孫を連れた大人たちが次々と立ち寄ります。

孫を連れた女性は「母親が働いてるんで、学校や幼稚園が早く終わると、孫を迎えに行って、それで私の家まで帰るんですけど、その間にここはあるから、もう寄る寄るって、催促するんですよ」と話し、孫と一緒の買い物を楽しんでいました。

接客のスタッフが、お客さんが選んだお菓子を新聞紙などを再利用した袋に詰め、職員が会計を担当します。その後ろでは、別のスタッフが黙々と袋を作っていました。

駄菓子を入れる袋作り