「“早炊き”がおすすめ」見えない2等米…おいしく炊く方法は?

スーパーなどでは1等米などと書かれているわけではないため、判断することができないということです。味に違いはあるのでしょうか。

お米マイスターの小池理雄さんは、1等と2等の味の違いについて、「そこまで味に違いはありませんが、1等米のほうが弾力が強く食べ応えがあると思います」としています。

「いつも通り美味しく炊けない」「いつも通り炊いているのに、柔らかくなってしまう」という場合は、2等米を食べている可能性があるということです。

2等米はどのように炊けば良いのでしょうか。

【お米マイスター 小池理雄さん「2等米 おいしく炊くには?」】
▼おすすめは“早炊き”機能を使う
2等米は1等米に比べて柔らかい→水に浸しすぎると、柔らかくなりすぎる
“早炊き”なら水に浸す時間も短い
▼炊いた後のほぐしも、いつもより優しく

井上キャスター:
様々なものが値上げしていて、利益が出ない、人件費も高いという状況、経営者としてはどうやりくりしていけば良いのでしょうか。

坂口さん:
経営者と話すと、わずか10円~20円の値上げで日本の消費者は逃げていくという声が聞かれました。コメンテーターという立場だと気楽に「値上げしたらどうか」と言えますが、現場では相当難しい状況です。

“客寄せ”価格を維持しつつ、お店の価値を理解してもらい、次はちょっと高めに…と理解を促進するしかないように思います。

ホランキャスター:
物価を価格に転嫁するためには、どんな環境が必要ですか?

坂口さん:
実質賃金が2年連続マイナスですが、これが上がることが重要です。

中小企業が価格を転嫁できるよう、行政も頑張っています。この流れが浸透して数か月後に実質賃金も上がってくてば、企業間の価格にも理解が深まるのかなという期待はあります。

井上キャスター:
理論上、頭では理解できるのですが、本当に良いサイクルへ回っていくのでしょうか。

坂口さん:
国家予算も価格も上がり続けるのが通常の国ですが、日本は30年ずっとデフレだったので、“価格が上がることに慣れていない”と思います。ただ、人手不足がもっと広がると、どうしても価格を上げざるを得ないと思ういますので、期待もしたいと思います。

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<プロフィール>
坂口孝則さん
「ビジネスモデル」に詳しい経営コンサルタント
原価・物流・調達・マーケティングが専門