回転寿司でも人気の高いサーモン。
その多くが輸入されていますが、米子市内のある寿司店では、ノルウェー産のサーモンの仕入れ価格は円安や需要の高まりを受けコロナ禍前に比べ1.5倍に高騰。比較的安価な、チリ産に切り替えるなどの対応に追われているといいます。
そうした中で、安定供給できる陸上養殖に注目が集まっているというわけです。
トットクライン 速水哲哉さん
「2024年のトラック問題があると思うが、人手不足という問題もあって、物が届けられない、もしくはこちらに持ってくることができないという問題がこれから起こるかもしれない。そうなった時に、改めて地産地消型の生産者は、これから非常に優位になってくるんじゃないかと思います」
高い初期費用や電気代高騰などの課題はありますが、養殖場を運営する"陸の魚"に全国、そして世界が注目しています。