日本三大船祭の一つ塩釜みなと祭
「塩釜みなと祭」は戦後間もない1948年に復興を願い始まり、今年で77回目を迎えます。日本三大船祭の一つに数えられる歴史ある祭で、それぞれ重さ1トンある二基の神輿が町を練り歩きます。202段の石段を降りてくる姿や上る姿、そして、松島湾を巡る神輿海上渡御も圧巻です。

「みなと祭」を含め年に3回ある塩釜の祭。いずれも、塩釜神社と志波彦神社の神輿が町を練り歩きますが担ぎ手は古くから男性のみが務めてきました。
朱雀連会長 正木法子さん:
「男性が担いでいる神輿には触ることができない。朱雀の方の万灯神輿には神は入ってませんけれども、女性だけで神輿を担ぐ、それも魅力の一つなのかなと思います」

結成から34年、結婚や出産などを機に塩釜を離れた人もいますが、祭が開催されるときには地元に戻ってくる人も多いと言います。

参加者:
「今、仙台に住んでいますが、塩釜にかえってくると塩釜好きだなって。いい意味でのリフレッシュになるし、やりがいもあるし、とにかく楽しい」