その傍ら、「保護司」としても活動しています。
住職で保護司 川名湛忍さん:
「(前任が)保護司をやめるからやってくれないかと言われた。内容もよくわからなかったが、お手伝いしたいなと思ってお引き受けした」
保護司は罪を犯した人や非行をした人の立ち直りを支える民間のボランティアです。
主に保護観察官と協力して保護観察にあたるほか刑事施設や少年院からスムーズに社会生活に戻れるよう本人やその家族と面接して、住まいや仕事の調整などをしています。
現在、山梨県内の保護司は474人です。

川名さん:
「一人担当すると月に2回は面接する。実際やってみるとほかの業務もありますし、報告書も書いたりしないとだめなので大変。誰かがやらなければいけないことですし、力になれればなというので(やっている)」
川名さんが部屋の片隅から取り出してきたのは…。
ギターです。高校時代から始めたそうです。
川名さん:
「ここですぐ(ギターの練習が)できるように置いている」