■信者からお金を搾り取る道具が“カルテ”
Aさん:
「その家系は呪われている。お金をつぎ込むことで亡くなった先祖も母親も良くなると。みんな嘘っぱち、目的はお金集め」

さらに先祖の霊を占うとの口実で家系図を作成させられます。その際、家族や親族の病歴や財産などが聞き出され、“カルテ”と呼ばれる教団の内部文書に記録されていたと明かしました。“カルテ”は献金を迫る道具に利用され、Aさんは『メシアを迎え入れる条件として300万円』を献金させられたと証言します。


Aさん:
「カウンセラーと責任者がいくらを出せるんですか、出せないんですかと急に強く言い出して。組織立った“カルテ”がある。経済的なこと悩みが書かれた」

預金が尽きると、生命保険を解約したり複数の銀行から『家具購入』などと嘘の名目で借り入れを繰り返した結果、教団に献上した総額は▼1000万円にのぼります。


Aさん:
「お金の出し方を自分で考えるようになる。お金もいっぱい出したし活動もまじめ、統一教会にとって役立つ人間に成長した」
