男性は上乗せされた515万円が自分のアプリに送金されたのを確認した後、相手に現金500万円を手渡しました。

しかし、その後、暗号資産のアプリを確認すると送金されていたお金が消えていることに気づき、詐欺が発覚しました。
(男性は)
「相手の支配下に置かれていて、おかしいと思っても言えなくなっていた。(相手に)あざ笑われていたと思うとすごく腹が立つ」
当時は現実を受け止められなかったという男性。
今回使用された暗号資産アプリは誰でも利用できるもので、2次被害を防ぐために取材を受けたという男性。実体験を経て、男性が呼びかけたいこととは。
(男性は)
「SNSを通してのおいしい話じゃないですけど、リスクのあるものだと思って、みんなに注意してほしいし、SNSを通しての儲け話とかお金が増えますというものは、全部詐欺だと思って、対応したほうがいいのかなと思います」

男性は誰でも被害者になる可能性があるとして注意を呼びかけていました。