もう1人の注目選手が、矢野雅哉 選手、プロ4年目です。過去3年で安打を35本しか打っていなかったのが、ことしはもう45本打つぐらい、ブレーク中です。スタメンの回数も背番号と同じ(61)まで来ました。

   試合 スタメン 打率 安打 盗塁
2021 13  0   .000  0  0
2022 55  19  .194  13  0
2023 93  34  .185  22  7
2024 70  61  .225  45  9(セ2位)

そんな矢野選手に先日、こんな数字が発表されました。オールスターの選手間投票という、選手が選手に投票するという部門なんです。セ・リーグのショート部門で2位につけました。

オールスター2024 選手間投票
セ・リーグ ショート
1 ヤクルト 長岡 180
2 広島   矢野 142
3 広島   小園 88

1位の長岡選手は去年のゴールデングラブ賞を取った選手ですが、そこに近づくくらい、ライバルチームが認めているわけなんです。

そんな矢野選手ですが、認められるにはこの数字も注目です。

レギュラーの証
「規定打席」=443打席(143試合×3.1)
現在、233打席で「残り210打席」

レギュラーの証といわれる「規定打席」443打席です。年間143試合×3.1という計算方法なんですが、矢野選手が到達するには残り210打席となっています。これから67試合で到達できるのかというところですが、1試合あたり、▽4打席ずつ立つと268打席で行けるんですが、▽3打席ずつだと201打席とちょっと足りなくなります。本当に今、ギリギリのラインなんです。

RCC野球解説者 天谷宗一郎 さん
守備はいいですから。そこをどういうふうに新井監督が起用していくかっていうところですね。

石田充 アナウンサー
あとはたくさん打線がつながれば打席数が増えていきますから、そういうつながりによって矢野選手の打席数が増えてくれば、チームにとっていい試合が多いということが言えると思いますから、菊地選手と矢野選手打席、そして安打に注目していただきたいと思います。

(RCC「イマナマ!」カーチカチ!テレビより)