大分県特産の露地カボスが出荷のシーズンを迎え、18日大分市公設地方卸売市場で旬入り宣言が行われました。

県や生産者で作る県カボス振興協議会は、県産露地カボスの果汁量が基準の20パーセントに達したとして、18日大分市の市場で旬入り宣言を行いました。

その後開かれた初競りでは1キロあたり525円と例年よりやや高い価格で取引きされました。

2022年はいわゆる裏年となっていて、県全体の生産量はやや少な目の4300トンを見込んでいますが、天候に恵まれたことから生育も良く品質は上々ということです

(JAおおいたカボス部会・藤原輝幸部会長)「品質は平年通り良いものが出来ていますし、果汁もたっぷり乗っています。色んなものに使うことが出来るので、そういった所も知ってもらいたいと思います。」

9月には収穫のピークを迎え、10月にかけて県内をはじめ関東や関西へと出荷されます。